ここ1週間、Atelier1-7と戦っていました。
依頼主さんは、ドイツから、動作品として購入されたようですが、全く動作せず、私の知人を経由して依頼されました。
結果からして、ラジオの中間周波数増幅管のプレートにつながる抵抗が焼けきれ、その上にほこりが積もている状態。カートリッジは水分でやられたようで、全くピックアップせず、針も痛んで音が出ません。
ターンテーブルは、直接電気を繋ぐと、回るのは回りましたが、ゴロゴロいう振動音が、レコードの再生音と同じぐらい聞こえて!
早い話が、全く動作するわけの無い機械だったわけです。
日本だと高額な当機をドイツから、安価に買えて、届くまで、わくわくしながら待っていて、全く動作しなかったときのがっかりした見持ちを考えると、
何とか動作させて、生きたアトリエを見せてあげようと気合を入れました。
最初は、220Vを切り替えてないのかと思いましたが、そこはきちんと切り替えられていました。
アンプも当初は無音だったので、トランスがダメかと思ったのですが、導通はあるし...
まずは電源を調べ、電圧が規定の9割程度出ていることを確認して、出力側から少しずつ調査していきました。
作業内容を記載し、アンプ+プレーヤー部、FMラジオ、AMラジオの分けて見積もりメールを出したところ、アンプ+プレーヤー部のみで依頼を受けましたので、今回の修理はアンプ+プレーヤー部だけ。
ただ、焼け落ちた抵抗と、折れたコンデンサを交換したため、AMは入るようになりました。
FMは、調整するためには、機材を繋がないといけないのですが、FMは不要と言われていたので、AM,FMとも、手を付けていません。(調べてもいません)
結果、昨日、アンプ+プレーヤー部の修理は完了、(ついでにAMラジオも)しましたが、アンプ部の不良は、劣化コンデンサ交換+検波管(アンプ初段)を交換して、動作するようになりました。
追記で添付する回路図の黄色部分が交換したところで、ピンクが焼け落ちたパーツ。
何度も回路図を見直したので、回路図も、綺麗になって、コメントも日本語に。
基盤に乗ったCRも、回路図のどの部品かも追いました。
最終的には、ブルートゥース組み込み、外部入力端子の追加、インピーダンス変換回路の追加を行っています
https://www.youtube.com/watch?v=eW4dGp7xkOQ
久しぶりに大変でした。