2025/03/26 (Wed) 09:56:05

キット製作での失敗談 - 嶋村

ちょっと長めの前振りから。
今年のいつだったか、1台真空管ラジオを購入いただいた方から、AMワイヤレスの相談がありました。
Amazonで販売しているようで、これは使えるか?という内容。
ぱっと見、TR3石程度にしか見えなかったので、責任もって回答できない旨伝えました。
実は私も1度、キットでIC式の物を作り、性能等確認していた物がありました。
ただ、
回路図と、抵抗のカラーコード、コンデンサの表記と値の変換が出来ないと作るのが大変で、未経験者だと無理だと思い、一応、紹介はしたものの、経験がある程度必要である旨書いたつもりでした。
その後、連絡もなかったので、既製品を探されていると思ったのですが、なんと、その同じキットを購入されたようでした。
で。
やっぱり製作は無理!と、いう事で、製作してもらえないかと打診があり、本来なら受けませんが、ラジオを買ってもらった事もあり、引き受けました。

長くなりましたが、ここから製作の話です。
部品が届き、開封。まぁ、このキットには、パーツが多く入っています。
抵抗は、1袋にまとめて2~3台できるぐらい入っています。
コンデンサーも余るほど入っています。さらに値は違っても同じ形。
まずは、
1.値を書いた袋を準備
2.コンデンサの値を老眼鏡+虫眼鏡で探しながら分けます。
3.抵抗を値別に分けます。(カラーコードを読みながら分離)
ここまでやって、普通は背に低い抵抗から付けますが、この基盤は背面に2個のパーツがあります。
この位置が、ソケットの裏なので、表面を組む前に、この2個を付けておかないと、後からでは付けられない。(ここは、前回製作した経験から問題なし)
4.基盤の配線
と、作業は進みます
2025/03/26 (Wed) 10:17:12
キット製作での失敗談 - 嶋村
1.ソケットや、ピンヘッダを立ててゆく
2.全実装完了

ここで、電源と音源を入れて試験です。
ところがですよ。
カウンタ―で周波数こそ表示しますが、ものすごいノイズで、電波もまともではない。
見事に失敗です。どうしたもんだか。
花粉症で、微熱、微頭痛で、考える気もしない。
とは言え、頼まれちゃったから仕方ない。オシロを繋いだら1段目の2SC1815で波形が乱れる。

3.抵抗のあまり
これ、全部実装済みで余った抵抗です。3セット分ぐらいありそうな(笑)
製作前に、抵抗を分離して、3の様にしておき、ここから抵抗を抜き取りながら製作しています。
ただ、
抵抗値分離作業は、カラーコードを読んで分配しており、テスターは使っていません。
そこで、怪しいと思った、1815の回路の抵抗をテスターで調べたら、エミッター抵抗820Ωが、82Ωになっていました。
カラーコード末尾が茶色か黒かの違いです。さらに茶色が黒に近くて、老眼には、見分けるのが大変。
そこで、残った820Ωを総てテスターで当たったら、総て820Ω。
要は、分配する際、黒なのに、茶色と判断してしまったものが1本だけあり、さらに制作時、
5本ある中から、間違ったものを選んでしまったという2重の悲劇!
と、いう事で、この抵抗を交換したら無事完成しました。
4.完成品

このところ、視力もそうですが、光量がたりなくなってきています。
山口県に秋芳洞と言う鍾乳洞があります。子供の頃は、特に問題なく見ることができましたが、昨年行った時は、中が暗くて、目が全然慣れなくて、あまり見ることができませんでした。
昼間でも、ハンダ付けする時は、電気を付けないと出来なくなってしまいました。やれやれです。

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