こんばんは。誠文堂新光社発行の"大人の工作読本"(現在は休刊) についてです。
ラジオ工房掲示板の詩人、谷川俊太郎氏と真空管ラジオに係る投稿の補足です。
紹介した本は2002年発刊の創刊号です。初刊ですが記事の多くがラジオ関係であり、
秋葉原が電気街であった当時の紹介もあります。推測ですが"オーディオクラフトマ
ガジン"に継ぐ"初歩のラジオ"の後継だと思います。
創刊号は谷川俊太郎氏氏のラジオコレクションですが、特筆すべきは、"ロクタル管の
話"の著者 柴田 翔氏(芥川受賞者)が、まだ電気街だった秋葉原を案内する記事があります。
十数年も前から「ロクタル管がどうのこうの・・・」とホームページや掲示板で騒い
でいましたが、きっかけが柴田氏の記事だったのです。
若し、20年前に本屋に寄らなければ・・・若しこの本を立ち読みしなければ・・・
7S7はもちろんロクタル管なんか触れずにいたことになります。
で、ご迷惑でしょうが7S7のその後です。
1 津田さんのご提案を試験しましたが発振しません。
2 発振するのはプレートコイル型だけです。
3 汎用のカソードタップ型にプレートコイルを巻き足したコイルは電池管と6AJ8
では発振しますが7S7ではだめです。